ニュース 公益 作成日:2014年12月2日_記事番号:T00054152
経済部水利署は1日、最近2週間で主要ダムの集水地域にまとまった雨が降らなかったことから、新北市の板新地区、高雄市でも8日から第1段階の供給制限措置として、夜間の水道減圧供給を開始すると発表した。2日付自由時報が伝えた。
これに先立ち、1日からは新竹県市、苗栗県、台中市(彰化県北部を含む)、台南市でも同様の措置が取られている。
水不足の深刻化を受け、今後は担当官庁を水利署から経済部本体に格上げし、3日には対策会合を開く。
中央気象局によると、過去2カ月に平地13カ所の観測地点で降水量が過去67年で最少となるなど、降雨不足が目立っている。
楊偉甫水利署長は「現在は第1段階の供給制限の対象地域を拡大しただけで、来年2月の春節(旧正月)前までは生活用水や工業用水への影響は少ない。第2段階の供給制限を行う必要はないとみている」と説明した。
主要ダムのうち、苗栗県の水源となっている明徳ダムでは貯水率が30.9%にまで低下。新北市や桃園県の水源である石門ダムの貯水率も61.6%まで下がっている。
明徳ダムでは1日、人口的に雨を降らせ9万3,000トンの雨量を確保した(1日=中央社)
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