ニュース 医薬 作成日:2014年12月2日_記事番号:T00054154
中華民国対外貿易発展協会(外貿協会、TAITRA)の葉明水副秘書長は1日、今年1~8月の医療目的での訪台外国人数が延べ17万600人に上り、通年では前年比8%増の25万人に達するとの見通しを示した。2日付工商時報が報じた。
TAITRAは今年、衛生福利部の委託により、医療サービス業者の海外での販促活動などを支援し、同業界の国際知名度上昇に向けたプロジェクトを推進してきた。同プロジェクトの成果を発表した林口長庚紀念医院の馮思中手術室主任は、ロシアでの販促活動中、韓国も同国患者の受け入れに積極的であることが分かったと指摘。台湾は物価も安く、医療品質も高いため競争力があるが、ビザの発給規定を緩和する必要があるとの見方を示した。
また馬偕紀念医院の徐宛蒂国際医療センター副主任は、不妊治療のうち体外受精について、同院では38歳以下の女性での成功率が48%と世界平均の45~46%を上回る上、費用も約20万台湾元(約76万円)とシンガポールの3分の1~半額と強調。治療期間は約1カ月に及ぶため、観光業やホテル、賃貸住宅業界などに商機をもたらすとの分析を発表した。
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