ニュース その他製造 作成日:2014年12月2日_記事番号:T00054157
中華経済研究院(中経院、CIER)が1日発表した11月の製造業購買担当者景気指数(PMI)は49.2で前月比2.3ポイント下落し、景気拡大と景気後退の境目となる50を2年ぶりに割り込んだ。呉中書院長は、「良い現象ではない」と述べ、台湾経済の回復力鈍化を予測した。2日付蘋果日報などが報じた。
呉院長は、PMIの推移を見ると、アップルのスマートフォン、iPhone6効果が表れたのは上半期だったと指摘した。PMIは7月から4カ月連続で下落している。
11月のPMIを構成する5項目は、▽新規受注、47.0(前月比3.3ポイント下落)▽入荷遅延、48.5(0.3ポイント下落)▽生産、48.7(4.7ポイント下落)▽雇用、50.1(4.2ポイント下落)──と4項目が下落し、在庫(51.7、1ポイント上昇)のみ上昇した。
業種別では、6項目のうち▽食品・紡織、55.7(前月比8.9ポイント上昇)▽電力・機械設備、51.5(3.8ポイント上昇)──のみ上昇し、ともに50を上回った。
今後6カ月の景気状況指数は44.3で、前月比0.9ポイント上昇したものの、2カ月連続で50を下回る「悲観」だった。
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