ニュース 食品 作成日:2014年12月2日_記事番号:T00054158
食用油事件で社会を揺るがした頂新国際集団の食品大手、味全食品工業は1日、同社の三重工場(新北市三重区)再開発プロジェクトに参加している能率集団(アビコグループ)などとの合弁会社、頂率開発の全株式6億2,000万株と、味全保有の用地3件1,381坪を今月23日に一般競争入札で売却すると発表した。最低制限価格は頂率開発株が63億台湾元、用地が7億元で、計70億元(約270億円)。2日付工商時報などが報じた。
頂率開発は味全が51%、頂新国際集団経営者である魏一族が19%、能率集団が30%を出資している。味全の主管は、1日の董事会に先立ち、双方も頂率開発株を売却することに同意したと話した。
味全は2010年に101億元で用地を取得し、頂率開発に105億元で売却していた。このため、頂率開発株の最低制限価格63億元に対し投げ売りとの指摘もあるが、味全は頂率開発の純資産に相当すると反論した。
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