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カード債務者、10万人が返済合意不履行


ニュース 金融 作成日:2008年2月12日_記事番号:T00005416

カード債務者、10万人が返済合意不履行


 中華民国銀行公会の内部統計によると、クレジットカードやキャッシングカードの債務延滞者と金融機関の間で成立した返済合意22万7,000件余りのうち、昨年10月時点で9万7,766件が既に返済不履行の状態に陥っていることが分かった。返済合意の不履行率は43%に達し、当初予想を大きく上回った。4日付工商時報が伝えた。

 昨年10月までに金融機関はカード債権者から27万3,644件の返済交渉申請を受け付け、表面上は83%のケースで返済合意が成立していた。しかし、約10万人が返済不履行に陥ったことで、交渉の成功率は実質的に57%にとどまったことになる。

 個人債務問題の解決に向け、消費者債務整理条例が今年4月に施行されると、裁判所には個人再生手続きの申請が相次ぐとみられるが、行政院金融監督管理委員会(金管会)は司法院に対し、十分な情報提供を行っていなかったため、裁判所の事務処理能力が不足する事態も予想されている。

 金管会は昨年8月時点で、返済合意の89%が履行されていたため、個人再生手続きの申請件数を最大5万件と予想していたが、最悪の場合、当初見込みの2倍に上る申請が裁判所に殺到する可能性が出てきた。