ニュース 電子 作成日:2014年12月2日_記事番号:T00054164
会社更生手続きを申請したタッチパネル大手、勝華科技(ウィンテック)は1日、同日より台中市の加工出口区(輸出加工区)にある潭子工場の従業員610人を順次解雇することを経済部加工出口区管理処・台中分処に報告したと発表した。同社では9月に財務危機が明らかとなって以来、既に従業員2,000人以上が解雇または自主退職で離職しており、今回のリストラで従業員数は当初の4分の1に減少することになる。2日付工商時報が報じた。
ウィンテックは台湾において潭子工場に2,000〜3,000人、台中工業区工場(既に閉鎖)に700〜1,000人と、約4,000人の従業員を抱えていた。しかし9月以降、多くの従業員が離職している。
同社は今後も人員の削減を継続する他、生産の集中、経営規模の縮小などにより生産コストの抑制を進める方針だ。将来的には人件費の安いベトナムでの集中生産も検討している。
なお同社が中国に保有している3工場については売却または戦略パートナーによる出資を求める計画で、現在交渉を進めているという。
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