ニュース 電子 作成日:2014年12月2日_記事番号:T00054166
液晶パネル大手、友達光電(AUO)はソニーモバイルコミュニケーションズの腕時計型ウエアラブル(装着型)端末「スマートウオッチ3」、群創光電(イノラックス)はモトローラの「Moto360」の1.6インチパネルをそれぞれ受注したようだ。2日付工商時報が報じた。
ソニーが先日発表したスマートウオッチ3は、同社初の「アンドロイドウエア」OS(基本ソフト)搭載製品で、半透過型液晶パネルを採用。台湾では今月発売予定だ。AUOは、ソニーとの提携がノートパソコン、携帯電話、超高解像度4K2Kテレビまで幅広く、スマートウオッチ3も受注したと市場で観測が出ている。AUOは続いて1.6インチの有機EL(OLED)パネルも量産し、ウエアラブル端末市場に攻勢を掛ける。
Moto360向けには、イノラックスが1.6インチの丸型低温ポリシリコン(LTPS)パネルを第4四半期に入って量産しており、11月の出荷量は100万枚に達したとみられている。
2015年はアップルが「アップルウオッチ」を発売し、ウエアラブル端末の販売が波に乗ると予想されている。工業技術研究院(工研院)産業経済趨勢研究センター(IEK)の予測によると、18年には市場規模が1億9,000万台、生産額は206億米ドルまで増える見通しだ。
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