ニュース 社会 作成日:2014年12月3日_記事番号:T00054173
台湾楽天市場が欧州、米大陸、アジアの主要国家の消費者を対象に行ったクリスマスプレゼント購入に関する調査で、台湾人は時間、労力、費用を節約する傾向が見られた。安いプレゼントを贈り、高価なものをもらいたがる「ちゃっかり度」は世界で最も高かった。
新光三越百貨の台北南西店前をはじめ、街中にクリスマスツリーが現れ出した(中央社)
調査によると、台湾の消費者がクリスマスプレゼントを購入するために外出する回数は平均2.46回で、世界全体の3.82回を下回った。商品の選択にかける時間も平均2.39時間と世界全体の4.1時間よりも短かった。
その背景には、インターネットを通じてプレゼントを購入する割合が台湾の消費者は53%と、シンガポールの49%、インドネシアの34%を上回り、アジア最高になっていることがあるようだ。
なお、プレゼント購入にかける費用は平均2,451台湾元だったが、もらいたいプレゼントは約2倍の同4,231元に上った。
この他、台湾の消費者の9割は「欲しくないプレゼントをもらっても喜んでいるふりをする」と答えたが、5割近くが「期待外れのプレゼントは他の人に贈る」と回答した。つまり、台湾でやりとりされるクリスマスプレゼントの約半数が「中古品」ということになり、ここでも台湾人の「ちゃっかり度」が表れた。
量販店大手、家楽福(カルフール)によると、クリスマス商戦は12月中旬にピークを迎え、プレゼント用としておもちゃ、チョコレート、3C(コンピュータ、通信、家電)製品がよく売れるそうだ。ちなみに親が子どものために用意するクリスマスプレゼント用のおもちゃの予算は500〜1,000元だという。
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