ニュース 政治 作成日:2014年12月3日_記事番号:T00054177
統一地方選で当選した民進党籍の11県市長は2日、汚職事件で服役中の陳水扁前総統を病気療養目的で仮釈放すべきだと一斉に呼び掛けた。3日付中国時報が伝えた。
陳高雄市長(中)は、自身もかつて民主化運動に関わったことで服役しており、陳前総統の気持ちを理解すると語った(中央社)
陳菊高雄市長は「馬英九総統が遅くとも今月10日の世界人権デーまでに陳前総統の病気療養目的での仮釈放を認めるべきだ」と呼び掛けた。
また、頼清徳台南市長も「今回の選挙では有権者が青(国民党)と緑(民進党)の泥仕合を嫌気していることが明らかになった。陳前総統の釈放は与野党間のムードを和ませるのに役立つ」と指摘した。
一方、服役中の陳前総統が統一地方選前の11月21日、中国時報に直筆の手紙を寄せ、減刑を求めていたことが分かった。
陳前総統は過去の蒋介石、蒋経国政権時代に2度の大規模な減刑措置が取られたのに対し、最も富める時代中華民国建国100年の時代に減刑措置が取られていないと指摘し、馬英九総統の残り任期に服役中の受刑者に対する減刑措置を取ることを検討すべきだと訴えた。
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