ニュース 政治 作成日:2014年12月3日_記事番号:T00054178
統一地方選で国民党が惨敗し、馬英九党主席が引責辞任を決めたことについて、中国国務院台湾事務弁公室(国台弁)の范麗青報道官は2日、「1992年の共通認識(92共識)に基づき、両岸関係の平和的発展を引き続き推進すべきだ」と原則論的なコメントを出した。国台弁系ニュースサイト、中国台湾網が伝えた。
ただ、中台接近路線を取ってきた馬英九党主席が今回辞任して党内での影響力を失うことは、中国側にとってある程度織り込み済みだったとはいえ、痛手とみられる。
一方、3日付工商時報によると、中国の対台湾窓口機関である海峡両岸関係協会(海協会)の陳徳銘会長は9日から16日までの日程で台湾を訪れる。今回の訪問は、中国側が窓口機関同士の交流をこれまで同様に維持していく姿勢を示す意味合いがある。
一行は農業、バイオテクノロジー、エコツーリズムなどの分野を重点的に視察するため、台湾東部の花蓮県、台東県も訪れる計画だ。
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