2014年に海外から台湾を訪れた観光客数が２日、延べ900万人（前年801万6,280人）を突破し、交通部観光局が掲げた今年の目標を早くも達成した。通年では前年比約22％増の980万人、来年は16年の目標である1,000万人を１年前倒しで達成すると予想している。３日付工商時報が報じた。
観光局は、過去10年、台湾を訪れる観光客が年々増加、特に中国からの他、日本、韓国、欧州、米国からの増加が顕著だとしている。
観光局は、世界の主要観光市場のみならず、消費力が急速に高まる東南アジア、若者の台湾に対する好感度の高い韓国などの市場開拓に注力してきたことが観光客増加に寄与していると指摘した。
なお、900万人目の観光客は香港から２人の子供を連れて初めて台湾に旅行にきた羅迪標さんで、「とてもうれしい」と興奮気味に語った。
