ニュース 家電 作成日:2014年12月3日_記事番号:T00054188
シャープと声宝(サンポ)の合弁会社、夏宝(シャープ台湾)は2日、消臭・除菌・除電(静電気除去)のプラズマクラスター空気清浄機を発表し、台湾の業務用市場に進出した。企業、店舗をターゲットに来年4月の発売予定で、年間売上高1億台湾元(約3億8,000万円)を目指す。3日付工商時報などが報じた。
同社は、業務用の空気清浄機は台湾市場に競合がいないと指摘。既に水産加工メーカーやIT(情報技術)企業と商談していると明かした。
同社は、今年7~10月の家庭用空気清浄機出荷量が昨年同期の10倍で、昨年通年に相当した。現在、市場シェア2割で、今後はシェア5割を目指す。台湾の市場規模は年間6万~10万台。
同社は来年クーラーの販売を停止し、日本製の冷蔵庫、空気清浄機、液晶テレビを中心とする方針だ。現在、サンポへの生産委託は15キログラムの大容量洗濯機のみ。
同社は2015年度(15年4月~16年3月)売上高で25億元を目指す。13年度実績は18億元以上、14年度目標は20億元だ。
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