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サムスンとLG、TVパネルの台湾調達強化へ【図】


ニュース 電子 作成日:2014年12月3日_記事番号:T00054195

サムスンとLG、TVパネルの台湾調達強化へ【図】

 3日付蘋果日報によると、液晶テレビ市場の旺盛な需要を背景とするパネル供給のひっ迫を受け、シェア拡大を図る韓国の2大テレビブランド、サムスン電子とLGエレクトロニクスは、安定したパネルの確保に向け、友達光電(AUO)と群創光電(イノラックス)から3,000万〜3,500万枚の調達を目指しているもようだ。

 観測によると最近、サムスンはAUOとイノラックスからテレビ用パネル2,000万枚を、LGは1,300万〜1,500万枚の調達を計画しているとされるが、AUOとイノラックスの生産能力に限りがあることから、韓国ブランドの要望を完全に満たすことはできない可能性があると蘋果日報は指摘している。

 市場調査会社によると、来年の世界全体のテレビ出荷台数は、今年予測される2億1,500万〜2億1,800万台から2億2,500万〜2億2,800万台へ増加する見通しだ。こうした中、サムスンは今年の4,700万台から来年は6,000万台へ、LGも今年の3,200万台から来年4,000万台への増加を目指しているとされる。