ニュース 政治 作成日:2014年12月4日_記事番号:T00054202
中国共産党機関紙、人民日報のインターネット版「人民網」は3日、台湾の統一地方選挙の結果について論評を掲載し、国民党惨敗の原因として台湾住民の経済状況への不満と、党の団結不足を挙げた。4日付聯合報が報じた。
論評は台湾は2011年以降2〜3%程度の経済成長を保っているものの、一般市民はそれに応じて収入が増えることはなく、むしろ可処分所得が減っていると感じており、社会の現状への不満が与党である国民党にはね返ったと指摘した。また、選挙結果は「馬英九総統への不信任投票」であったとして、国民党は民進党に負けたのではなく、自分自身に負けたと分析した。
民進党については、躍進は遂げたものの、両岸(中台)関係の平和的発展が既に台湾の主流民意となっているため、同党が今後も頑固に「1992年の共通認識」を否定するのであれば明らかに民意に背くことになると指摘した。
一方、中国国務院台湾事務弁公室(国台弁)の范麗青報道官は同日、「中国政府が民進党主席の訪中を検討するよう指示した。対台湾政策に大きな変化が予想される」と台湾の一部のメディアが報じたことについて、「そのようなことは全くない。でたらめだ」と強く否定した。
台湾のコンサルティングファーム初のISO27001(情報セキュリティ管理の国際資格)を取得しております。情報を扱うサービスだからこそ、お客様の大切な情報を高い情報管理手法に則りお預かりいたします。
ワイズコンサルティンググループ
威志企管顧問股份有限公司
Y's consulting.co.,ltd
中華民国台北市中正区襄陽路9号8F
TEL:+886-2-2381-9711
FAX:+886-2-2381-9722