ニュース 金融 作成日:2014年12月4日_記事番号:T00054211
中国系銀行による台湾でのオフショア人民元建て債券(宝島債)の発行が相次ぎ、年内にも金融監督管理委員会(金管会)が中国系銀行に認めた250億人民元(約4,900億円)の発行枠に達するとの見方が出ている。4日付工商時報が伝えた。
このうち、交通銀行台北支店は4日に20億人民元規模の宝島債を発行する。引き続き、招商銀行香港支店、中国銀行フランクフルト支店も年内に台湾で宝島債を発行する予定だ。
江宜樺内閣の辞任に伴う新内閣人事決定まで金管会は発行枠の上積みを発表できない状況だが、近く少なくとも100億人民元の上積みが予想されている。
金管会の統計によると、これまでに発行された宝島債は39件、発行額は284億人民元で、うち中国系銀行による発行は24件、200億人民元に達した。
交通銀台北支店が発行する宝島債は2年物、5年物、7年物、10年物で、表面利率は11月に中国建設銀行(アジア)が発行した宝島債をやや下回る。
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