ニュース 商業・サービス 作成日:2014年12月4日_記事番号:T00054213
ショッピングセンター(SC)業界団体、中華民国購物中心協会の蔡明璋理事長は、この2年で新たにオープンしたSCは20軒近くに上り、合計500億元(約1,900億円)の売上高を生み出したと指摘。高雄市の大型ショッピングモール、統一夢時代購物中心(ドリームモール)の第2期開発計画など、今後も新規オープンが相次ぐとの見通しを示した。4日付中国時報が報じた。
統一夢時代・第2期開発はSC、ホテル、オフィスビルから成る複合エリアとする計画で既に当局に開発申請を行っており、現在審査中だ。投資額は100億元を超えるとみられている。
また蔡理事長によると、現在最も注目を集めるSC開発計画は、南山人寿保険が地上権を落札した台北101ビルに近い旧台北世界貿易センター展示場2館(台北世貿二館)跡地に計画されている「南山広場」(2016年オープン予定)と華泰大飯店集団(グロリアホテルグループ)が台湾高速鉄路(高鉄)桃園駅近くに建設中の大型アウトレットモール、「華泰名品城(グロリアアウトレット)」(15年夏オープン予定)だという。
この他、台北市信義計画区で建設中のビル、「国泰置地広場」の微風広場(ブリーズセンター)が地下1階~地上4階を借り受けて開設する「微風信義」(15年10月オープン予定)は、後続の参入業者にとってテナント誘致やブランドポジショニングの指標となるとの見方も示した。
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