ニュース 電子 作成日:2014年12月4日_記事番号:T00054220
半導体パッケージング・テスティング(封止・検査)大手、矽品精密工業(SPIL)が3日発表した11月連結売上高は、前月比2.4%減、前年同月比16.2%増の72億500万台湾元(約277億円)だった。1~11月では前年同期比20.5%増の762億2,600万元。第4四半期は、▽非アップル陣営からの受注回復▽欧米のクリスマス商戦▽中国の春節(旧正月)向けの在庫積み増し需要──により200億元を上回る売上高が期待でき、通年では過去最高の830億元が見込まれる。4日付工商時報が報じた。
林文伯(バウ・リン)董事長は今後の半導体市場について、米国経済の持続的な回復、パソコン市場の堅調などにより全体として明るい見通しになると指摘し、来年はアップルウオッチなどのウエアラブル(装着型)端末やモノのインターネット(IoT)が成長をけん引するとの見方を示した。
SPILは今年先端製品の生産ラインを拡充し、茂徳科技(プロモス・テクノロジーズ)のウエハー工場を買収しており、証券会社は、来年はアップルからの受注がさらに増加する可能性があるとしている。
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