ニュース 建設 作成日:2014年12月5日_記事番号:T00054239
高雄市政府は4日、港湾都市としての総合開発を進める「亜洲新湾区(アジア・ニュー・ベイエリア)」における次段階の開発に向け、同エリア内の前鎮河両岸に設置されたオイルタンク199基の移設に着手したと発表した。遅くとも6年後に完了する見通しで、これにより生まれる用地は主に商業・貿易、観光の発展や緑地帯の設置を目的に利用する方針で、3年以内に都市計画案を発表する予定だ。5日付経済日報が報じた。
亜洲新湾区の将来性を有望視し、外資系企業も続々と視察に訪れているという(高雄市政府リリースより)
亜洲新湾区では第1段階の開発として▽高雄展覧館(高雄エキシビションセンター、KEC)▽高雄市立図書館総館▽高雄環状ライトレール(軽量軌道交通、LRT)水岸(ウォーターフロント)線▽国際線旅客船ターミナル「高雄港埠旅運中心」──などの建設が進められており、一部が完成、供用を開始している。
なお第2段階開発の前提となるオイルタンクの移設は、先ごろの統一地方選挙で再選を果たした陳菊市長が公約として掲げていたもので、人口密度の高い地域にタンクが存在することの危険性も考慮した措置だ。
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