ニュース 家電 作成日:2014年12月5日_記事番号:T00054241
医療分野における3次元(3D)プリント技術の活用が注目を集める中、事務機器販売大手、震旦行(オーロラ)傘下の通業技研(ジェネラル・インテグレーション・テクノロジー)を通じ、頭蓋骨の修復やインプラントなどの歯科分野で応用可能な3Dプリンター市場に参入する。5日付経済日報が報じた。
通業技研によると、3Dプリンターを生産に活用すれば、ユーザーの必要に応じた製品のカスタマイズが容易になる他、サプライチェーンが縮小され、生産コストの削減につながるため、医療分野でも利用が拡大していると指摘。ただ、昨年時点で3Dプリンターの医療・歯科向け応用比率は13.7%と、▽工業・商業用ツール向け、18.5%▽コンシューマ・エレクトロニクス向け18.0%▽自動車・バイク向け、17.3%──を下回っている。
なお業界の調査レポート「ウォーラーズ・リポート」によると、2013年の医療向け3Dプリンター市場規模は世界全体で4億米ドルだったが、16年には10億米ドルに達すると予測される。
台湾のコンサルティングファーム初のISO27001(情報セキュリティ管理の国際資格)を取得しております。情報を扱うサービスだからこそ、お客様の大切な情報を高い情報管理手法に則りお預かりいたします。
ワイズコンサルティンググループ
威志企管顧問股份有限公司
Y's consulting.co.,ltd
中華民国台北市中正区襄陽路9号8F
TEL:+886-2-2381-9711
FAX:+886-2-2381-9722