ワイズコンサルティング・グループ

HOME サービス紹介 コラム グループ概要 採用情報 お問い合わせ 日本人にPR

コンサルティング リサーチ セミナー 経済ニュース 労務顧問 IT 飲食店情報

オーロラ傘下の通業技研、医療用3Dプリンターに参入


ニュース 家電 作成日:2014年12月5日_記事番号:T00054241

オーロラ傘下の通業技研、医療用3Dプリンターに参入

 医療分野における3次元(3D)プリント技術の活用が注目を集める中、事務機器販売大手、震旦行(オーロラ)傘下の通業技研(ジェネラル・インテグレーション・テクノロジー)を通じ、頭蓋骨の修復やインプラントなどの歯科分野で応用可能な3Dプリンター市場に参入する。5日付経済日報が報じた。

 通業技研によると、3Dプリンターを生産に活用すれば、ユーザーの必要に応じた製品のカスタマイズが容易になる他、サプライチェーンが縮小され、生産コストの削減につながるため、医療分野でも利用が拡大していると指摘。ただ、昨年時点で3Dプリンターの医療・歯科向け応用比率は13.7%と、▽工業・商業用ツール向け、18.5%▽コンシューマ・エレクトロニクス向け18.0%▽自動車・バイク向け、17.3%──を下回っている。

 なお業界の調査レポート「ウォーラーズ・リポート」によると、2013年の医療向け3Dプリンター市場規模は世界全体で4億米ドルだったが、16年には10億米ドルに達すると予測される。