ニュース 電子 作成日:2014年12月5日_記事番号:T00054246
半導体パッケージング・テスティング(封止・検査)大手、京元電子(KYEC)は、新竹科学工業園区(竹科)の銅鑼科学園区(苗栗県)の第2期工場拡張を決定した。聯発科技(メディアテック)など大口顧客の来年の需要が今年以上に強く、一部のロジックIC、ミックスド・シグナル(デジタル・アナログ混在)ICの生産ラインは既に押さえられている。5日付工商時報が報じた。
銅鑼園区での第2期工場拡張は来週着工する予定だ。初期投資は10億台湾元(約38億6,000万円)。昨年末に完成した第1期工場と合わせると4.6ヘクタールになる。
大口顧客のうち、メディアテックは来年の第4世代移動通信(4G)対応携帯電話用チップの出荷量が1億セット以上と見込む。ザイリンクスは4G基地局用チップとFPGA(フィールド・プログラマブル・ゲート・アレイ)、STマイクロエレクトロニクスは微小電子機械システム(MEMS)と自動車関連ICが伸びるとみている。NXPセミコンダクターズは近距離無線通信(NFC)チップでアップルのiPhone6のサプライチェーン入りを果たした。聯詠科技(ノバテック・マイクロエレクトロニクス)と奇景光電(ハイマックス・テクノロジーズ)は液晶ディスプレイ(LCD)ドライバICの成長を楽観視している。
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