ニュース 運輸 作成日:2014年12月8日_記事番号:T00054261
柯文哲・次期台北市長(無所属)と林右昌・次期基隆市長(民進党)は5日会談し、台北都市交通システム(MRT)板南線の終点、南港展覧館駅から台湾鉄路(台鉄)基隆駅まで延伸する構想で合意した。延伸は林次期市長が統一地方選挙で掲げた公約だ。6日付蘋果日報などが報じた。
柯次期市長(左)は林次期市長(右)と40分間会談し、「皆が仲間で、計画の実現はたやすい」と述べた(5日=中央社)
基隆市政府交通旅游処は、板南線からの延伸は7年前、行政院環境保護署(環保署)の環境影響評価審査を通過せず、延伸部分は台鉄と重複しており開発は不適当と認定された上、経費は200億台湾元(約780億円)を超えると問題点を指摘した。
両次期市長はこの他、▽基隆市の路線バスを台北市まで運行▽基隆市が提供した用地に、台北市が青年向け公営住宅「青年住宅」を5万戸建設──でも合意した。これに対しても、バス車両、運転手不足や、沿線の空き地は約6,000坪しかない点など、課題が指摘されている。
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