ニュース 商業・サービス 作成日:2014年12月8日_記事番号:T00054263
商業発展研究院(CDRI)が5日発表した10月の商業・サービス業の景気動向指数「商業服務業景気指標(ISI)」は前月比2ポイント上昇の103ポイントで、景気信号は8カ月連続の「緑(景気安定)」となった。6日付工商時報などが報じた。
同指標を構成する3項目のうち「経営状況」は103ポイントで前月比2ポイント上昇した。CDRIは、食用油事件の影響を受けたものの、百貨店の周年慶(創業祭)セールが奏功して10月の商業売上高が過去最高を更新したと指摘した。
「証券市場」は99ポイントで前月と同じだった。CDRIは、米連邦準備理事会(FRB)の来年利上げ見通しを受け、外資が台湾から資金を引き上げており、投資家の模様眺めが続き、投資意欲が低いと分析した。
一方、「労働力・賃金」は102ポイントと前月比1ポイント下落した。CDRIは、企業の人材需要は高まっており、残業時間も減少していないと説明した。
CDRIは11月ISIも103ポイントと予測した。消費者が景気見通しを楽観しており、クリスマスシーズンまで購買意欲が続けば、商業売上高に貢献すると指摘した。
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