ニュース 食品 作成日:2014年12月8日_記事番号:T00054268
財政部は5日、偽の酒類が市中に流通し、健康被害が生じることを防ぐため、罰則を強化した改正煙酒管理法(たばこ・酒管理法)を来年1月1日に施行すると発表した。最高刑は7年以下の懲役となり、罰金も50万台湾元以上1億元以下(約190万〜3億8,900万元)に引き上げられる。現行の最高300万元から大幅に上昇する。6日付工商時報が伝えた。
また、偽酒の定義についても、国家標準を満たす食用アルコール以外のアルコールで製造した酒を指すと明文規定が設けられた。具体的には、工業用アルコールが飲食用に転用されることを防止するために変性剤を入れた変性アルコール、変性剤の付加が不足した工業用アルコールなどを使用して酒を生産することはできない。
これまでは変性剤の付加が不足した工業用アルコールが「未変性」と見なされ、酒として流通してしまう盲点が指摘されていた。
このほか、酒類のパッケージには「飲み過ぎは健康に有害」というこれまでの警告に加え、「飲酒運転禁止」の警告表示も義務付けられる。
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