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ASUSスマホ好調、11月も増収


ニュース 電子 作成日:2014年12月9日_記事番号:T00054293

ASUSスマホ好調、11月も増収

 パソコン大手、華碩電脳(ASUS)は11月の連結売上高が489億4,500万台湾元(約1,900億円)で今年最高を更新し、前月比5.1%増、前年同月比0.72%減だった。特に「ZenFone」などスマートフォン出荷台数が130万台で前月比8%増え、うち100万台以上をアジア太平洋市場が占めた。9日付工商時報が報じた。


ASUSのスマホは台湾の他、中国、インド、インドネシア、マレーシア、ベトナム、タイでも人気だ(同社リリースより)

 同社は売上高好調について、中国、東南アジア、インドなどアジア太平洋市場でノートPC、スマホ需要が旺盛だったためと説明した。スマホ事業は第4四半期に日本、ブラジル、欧州などに市場が広がり、既存市場の需要も旺盛で、出荷目標の400万台、前期比43%増を達成する見通しだ。年間出荷台数は800万台に達し、今年は「スマホ元年」となりそうだ。

 証券会社は12月の見通しについて、ノートPC、タブレット端末は非需要期に入り来年3月まで需要が回復しないものの、新興市場でのZenFone需要が強く、スマホ出荷台数は横ばいを維持できると予測した。

 同社は来年1月6~9日に米ラスベガスで開催予定の家電見本市、コンシューマー・エレクトロニクス・ショー(CES)で2代目ZenFoneを発表するとされ、アップルのiPhone6と同じく4.7インチと5.5インチの2種類となるようだ。