ニュース 電子 作成日:2014年12月9日_記事番号:T00054299
市場観測によると、クアルコムの第4世代移動通信システム(4G)対応モバイル端末向けオクタコアチップ「MSM8939」に設計上の問題が見つかり、聯発科技(メディアテック)は中国ブランド20社から4G対応オクタコアチップを受注し、来年第2四半期から出荷が月300万~400万セットへと大幅に増える見通しだ。業界では、メディアテックが4Gチップの劣勢を立て直し、台湾積体電路製造(TSMC)への発注を拡大するとみられている。メディアテックはノーコメントだ。9日付経済日報が報じた。
メディアテックの64ビット4G対応クアッドコア「MT6732」とオクタコア「MT6752」は10月に量産を開始している。うち「MT6752」は20米ドル以上で、来年春節(旧正月、2015年は2月19日)までに出荷する見通しだ。
業界関係者は、メディアテックの「MT6752」はCDMA方式に対応していないので、CDMA方式の市場向け4G対応スマホは依然クアルコムのチップを搭載しているが、CDMA方式以外の市場でのオクタコア搭載4G対応スマホはメディアテックのチップ採用が大部分と指摘した。
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