ニュース 電子 作成日:2014年12月9日_記事番号:T00054300
タッチパネル最大手、宸鴻集団(TPKホールディング)が8日発表した11月の連結売上高は前月比3.6%増、前年同月比9.6%減の133億7,600万台湾元(約520億円)で、今年最高だった。アップルの新型タブレット端末「iPad Air 2」と「iPad mini 3」向け出荷が貢献した。9日付工商時報が報じた。
第3四半期に赤字を計上したTPKは、アップルの新型iPad効果で10月から売上高が盛り返しているが、新型iPadが期待したほど売れず、同社の増収幅は予想を下回っている。今年はiPadの出荷が初めてマイナス成長に陥り、タブレット市場全体も減速する見通しの中、TPKの1〜11月連結売上高は前年同期比18.8%減と大打撃を受けている。
TPKは12月、受注、出荷ともに減少する見通しだが、100億元以上の売上高は確保できるとみられる。このため第4四半期に前期比10〜15%増収という目標は達成できる見込みで、同社は黒字回復を目指す。
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