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陳前総統の仮釈放、世界人権デーに合わせ申請


ニュース 社会 作成日:2014年12月10日_記事番号:T00054304

陳前総統の仮釈放、世界人権デーに合わせ申請

 汚職事件で服役中で健康状態が悪化している陳水扁前総統の事務室は世界人権デーに当たる10日、弁護士を通じ、法務部矯正署に対し、陳前総統の病気療養目的での仮釈放を申請したことを明らかにし、年内にも認められることに期待感を示した。中央社電が伝えた。

 
弁護士は、クリスマスまでに自宅療養させたいと述べた(10日=中央社)

 陳前総統サイドは、台中栄民総医院が先月4日付で作成した診断書に基づき、仮釈放を申請した。診断書によると、陳前総統には脳の病変が原因で、脳神経退化、手の震え、吃音(きつおん)症、動作能力の喪失、尿漏れなどの症状が見られるという。

 診断書は「終日の介護が必要で、現在の収監された環境ではなく、自宅療養が必要だ」との見解を示している。

 これに先立ち、陳前総統の民間医療グループは9日、立法院で陳前総統の病状について、最近せき込むことが多く、最悪の場合窒息死する可能性があるなどと主張していた。

仮釈放、63%が賛成=蘋果調査

 統一地方選後、陳水扁前総統の仮釈放問題が注目を浴びる中、市民の63.3%が仮釈放に賛成していることが蘋果日報の世論調査で明らかになった。反対は28.5%だった。