ニュース 運輸 作成日:2014年12月10日_記事番号:T00054311
台湾高速鉄路(高鉄)の経営悪化により交通部が接収する事態を視野に入れていることについて、葉匡時交通部長は9日、接収したとしても政府が高鉄を経営する可能性は低く、OT(運営・譲渡)方式による新たな民間の経営母体を探る考えを示した。10日付中国時報が報じた。
葉交通部長は、高鉄の財務改善プランを今月末に立法院交通委員会の審査に付託できれば間に合う一方、同委員会で承認されなければ早ければ来年3月に破産するため、交通部は来年1月より高鉄の接収に向けた準備を始めるとの考えを示した。既に交通部高速鉄路工程局に接収小組(小委員会)の立ち上げを指示しており、営業が中断することはないとの認識も示した。
一方、桃園市長選に当選した鄭文燦氏(民進党)が桃園航空城計画の用地買収の範囲縮小など見直しを図る方針を示していることについて、葉交通部長は、桃園市が買収用地の場所や規模の再検討を行うのに半年かかるとして、第3滑走路の建設計画にも影響し、半年から1年の遅れが出るとの見方を示した。
台湾のコンサルティングファーム初のISO27001(情報セキュリティ管理の国際資格)を取得しております。情報を扱うサービスだからこそ、お客様の大切な情報を高い情報管理手法に則りお預かりいたします。
ワイズコンサルティンググループ
威志企管顧問股份有限公司
Y's consulting.co.,ltd
中華民国台北市中正区襄陽路9号8F
TEL:+886-2-2381-9711
FAX:+886-2-2381-9722