ニュース 金融 作成日:2014年12月10日_記事番号:T00054312
彰化商業銀行の役員改選で董事会の過半数掌握に失敗し、同行が連結対象から外れることになった台新金融控股(台新金)は、1~11月純利益が金融持ち株会社化以来で過去最高の149億9,000万台湾元(約570億円)となり、彰化銀に対する投資損失148億元を計上しても、通期での赤字転落を回避する可能性が高まった。10日付蘋果日報が報じた。
台新金は今月中に彰化銀に対する投資損失を計上する見通しだ。
その他、9日までに発表された金融持ち株各社の11月の業績によると、富邦金融控股は11月純利益は26億2,500万元となり業界首位だった。1~11月の純利益が前年同期比83.9%増の592億2,000万元で過去最高を更新した。証券業界は、通年でも業界トップの座に返り咲くと予想した。
国泰金融控股(キャセイ・フィナンシャル・ホールディングス)の11月純利益は17億9,000万元だった。1~11月の純利益は487億3,000万元で、過去最高を更新した。
中華開発金融控股(開発金)の11月純利益は8億5,900万元だった。1~11月の純利益は99億6,900万元だったことから、同社は「金融危機前の水準に近づいた」と説明した。
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