ニュース 医薬 作成日:2014年12月10日_記事番号:T00054319
張善政・行政院副院長は9日、バイオベンチャー基金の鑽石生技投資基金(ダイヤモンド・バイオ・ベンチャー、DBV)が18億台湾元(約69億円)を拠出し、産業界からパートナーを選び、有望な新薬技術3項目の実用化を目指す産学研合同の新薬開発会社3社を設立する方針を明らかにした。10日付経済日報が伝えた。
張副行政院長(左2)。産学研の新薬投資としては過去最大規模だ(9日=中央社)
今回の投資計画では、科技部と国家生技医療産業策進会(生策会)が主導し、DBV(産)、台湾大学と台北医学大学(学)、中央研究院(研)の連携により進められる。DBVは新たに設立された協和新薬に10億元、3グローバル・バイオテックに5億元、欣耀生医に3億元を出資する。
このうち、協和新薬には小分子・DNA関連の新薬研究成果が移転される。特に上皮成長因子受容体チロシンキナーゼ阻害剤(EGFR-TKI)に耐性がある肺がん細胞やトリプルネガティブ乳がんの細胞の成長を抑制する新薬技術が有望だ。
3グローバル・バイオテックは臨床への3Dプリンターの応用を目指す。欣耀生医は国防医学院から代謝酵素調整技術による新薬技術の提供を受ける。
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