ニュース 電子 作成日:2014年12月10日_記事番号:T00054325
半導体パッケージング・テスティング(封止・検査)大手、京元電子(KYEC)は9日、新竹科学工業園区(竹科)の銅鑼科学園区(苗栗県)工場の第2期拡張工事に着工した。早ければ来年からの稼動を予定する。第1期工場と同じく微小電子機械システム(MEMS)、システムオンチップ(SoC)を手掛ける。投資額は30億台湾元(約115億円)。10日付蘋果日報が報じた。
李金恭董事長(左3)は、欧米のIDM(垂直統合型の大手半導体メーカー)からの受注が続いており、同社の来年の売上成長率は2桁に迫ると予測した(9日=中央社)
第2期工場の敷地面積は約2.3ヘクタール。第1期工場と合わせて約4.6ヘクタールとなる。
第1期工場は既にMEMSセンサー検査の一大拠点となっている。STマイクロエレクトロニクス、ボッシュ・センサーテックなど大手の受注をほぼ全て獲得しており、来年下半期にはフル稼働となる見通しだ。劉安炫総経理によると、MEMSセンサー検査の売上構成比は現在約10%。
KYECは第3〜4期工場用地(約4〜5ヘクタール)の賃貸契約も済ませている。銅鑼園区工場への総投資額は100億元を超え、全工場稼働後に年間100億元の生産額をもたらす見通しだ。
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