ニュース 運輸 作成日:2014年12月11日_記事番号:T00054335
中台のクルーズ船業者やプレジャーボート業者が10日、中国で会合を開き、クルーズ船の乗客に対し、相互に72時間のビザなし入境を認めることなどを提言した。11日付工商時報が伝えた。
高雄市政府の頼瑞隆海洋局長と業界関係者は今回、視察団を組んで中国を訪れ、中国交通運輸協会(CCTA)のクルーズ船・プレジャーボート分会(CCYIA)や中国交通運輸部海事局、中国政府観光局などを訪れている。
CCYIAの鄭煒航副会長は「両岸(中台)が共同でクルーズ船乗客に対する72時間のビザ免除制度を推進していく。また、国際的な船舶運航会社と協力し、中台双方のクルーズ船の母港を売り込んでいきたい」と述べた。
一方、台湾のプレジャーボート産業は今年、前年比約3割成長が見込まれるが、対中輸出は少量にとどまっている。
台湾のプレジャーボート業界団体、遊艇工業同業公会の張学樵総幹事は「中国の買い手はイタリア製のブランドに憧れを感じているのに対し、台湾製プレジャーボートの工芸的な美はあまりよく知られていない」と述べたほか、台湾から中国へのプレジャーボート輸出に付加価値税、営業税が計43%課税されることを貿易障壁として挙げた。
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