ニュース 金融 作成日:2014年12月11日_記事番号:T00054337
金融持ち株会社の富邦金融控股は10日、傘下の富邦華一銀行(ファースト・シノ・バンク、上海市)が中国で銀聯デビットカードの発行を開始したと発表した。中台間の金融市場開放後、台湾系銀行が中国でデビットカードを含むプラスチックマネーを発行するのは初めてだ。11日付蘋果日報が伝えた。
華一銀の詹文岳行長は「台湾企業関係者など外国人の間で、国際的に使用できるカードの需要が高まっており、銀聯デビットカードの発行は市場を開拓する上で重要なマイルストーンになる」と述べた。
華一銀が発行する銀聯デビットカードは「ゴールド」「プラチナ」「ダイヤモンド」の3種で、カードによる即時代金決済、預金の預け入れと払い戻し、電子マネー、振り込みなどに使用できる。
華一銀は上海を拠点としており、11月には陸家嘴地区に旗艦店が開業した。年内には南京分行(地域本部、支社)、上海市内の支行(支店)1~2カ所が開設される予定だ。
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