ニュース 商業・サービス 作成日:2014年12月11日_記事番号:T00054342
飲食店チェーン大手の王品餐飲(WOWPRIME)が10日に発表した11月の売上高は11億6,000万台湾元(約44億円)で前年同月比3.9%の減少となった。頂新国際集団傘下企業が販売していた品質に問題がある食用油を系列飲食店で使用していたことで消費者への返金を迫られたこと、同問題に対する戴勝益・同社董事長の姿勢に反感が集まり来店者が減少したことが響いたもようだ。11日付蘋果日報が報じた。
王品の主管は、「食用油事件の影響が11月前半にピークに達し、さらに同期は飲食市場の非需要期に当たったことで顕著な減収となった」と説明。ただ11月後半には業績が上向いた他、中国市場における11月売上高は同27.5%の大幅成長を記録したこと、今月はクリスマスや年末を迎えることでイベントが多いことから反発が見込めると強調した。
一方、同業で喫茶店チェーン「85度C」などを展開する美食達人(グルメ・マスター)の11月売上高は15億5,000万元で前年同月比19.29%増、タイ料理レストランチェーン「瓦城」などを展開する瓦城泰統は2億2,600万元で同19.63%増を記録した。
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