ニュース 鉄鋼・金属 作成日:2014年12月11日_記事番号:T00054346
中国鋼鉄(CSC)と新日鉄住金などのベトナム合弁、CSVC(中国語名・中鋼住金越南)が、ベトナムに新たな家電工場を設置する韓国・サムスン電子と提携に関する覚書(MOU)を交わしていたことが明らかとなった。これによりCSVCは今後、サムスンにとって東南アジアにおける最大の鋼材サプライヤーとなる可能性がある。11日付工商時報が報じた。
CSVCによると、サムスンはホーチミン市に14億米ドルを投じて家電工場を建設する計画で、来年第3四半期の稼働が見込まれている。主に洗濯機、エアコン、冷蔵庫などの生産を手掛ける。
なお依然、サムスンがCSVC製品の評価を行っている段階にあるが、CSVCは単月の供給量を7万トン前後と見込んでいる。
またCSVCは、同社が生産していないチタン合金やアルミ材料などについてCSCグループから調達するようサムスンに提案しており、これが実現すれば、来年下半期にも発効する見通しとなっている中韓自由貿易協定(FTA)による打撃を緩和できると期待されている。
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