ニュース 電子 作成日:2014年12月11日_記事番号:T00054351
プロセッサー大手のアドバンスト・マイクロ・デバイセズ(AMD)は10日、鴻海科技集団(フォックスコン)と共同で中国のインターネットカフェ専用デスクトップパソコン「富友万得(Vander、コードネーム)」を発表した。AMDによると、中国ではネットカフェの開設規制が緩和され、今後、同様の店舗が都市部から農村部へと拡大し、大規模な商機が生まれると予想される。11日付工商時報が報じた。
VanderはAMDの最新オクタコア(8コア)プロセッサー「FX8300」およびGPU(グラフィックスプロセッサー)「Radeon R9 270」または「Radeon R7 260X」を搭載し、中国のネットカフェ経営環境や長時間運用に耐えるよう、マルチタスク処理能力の向上や、消費電力の抑制を図った。
鴻海によると、Vander販売については既に中国政府の認可を取得し、出荷を開始している。来年初期の出荷台数は40万〜50万台に達する見通しだ。
中国には現在、ネットカフェ類の店舗が13万5,000カ所、端末PCが1,200万台以上設置されており、昨年の市場規模は520億人民元(約9,900億円)に上った。
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