ニュース 電子 作成日:2014年12月12日_記事番号:T00054373
市場調査会社IDCはこのほど、台湾における第4世代移動通信(4G)サービスのユーザー数予測を発表し、今年末で330万件、来年は今年比156%増の845万件を超え、1,000万件に達する可能性もあるとの見通しを示した。葉振男・同社アナリストは、4Gサービス開始年度の普及スピードとしては、台湾は「世界最速」と指摘した。12日付工商時報が報じた。
ユーザー数の急激な増加について葉アナリストは、通信キャリア各社が使い放題プランを打ち出したこと、アップルのスマートフォン、iPhone6が700(MHz)周波数帯に対応したこと、4Gカバー率が高いことが主因と指摘した。
今後の見通しについては、使い放題プランの申し込み打ち切り時期がユーザー数増加の鍵を握るとの見解を示した上で、同プランは来年第1四半期末で終了すると予測した。
また、台湾には4Gキャリアが多過ぎるとされる問題については、市場の大きさからして3~4社が妥当とし、来年は業界再編が進むと予測。大手3社の中華電信、台湾大哥大(台湾モバイル)、遠伝電信(ファーイーストーン・テレコミュニケーションズ)だけが生き残るか、再編により、大手2社、中堅1社、中小1社の4社に絞られるとの見方を示した。
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