電子部品メーカー、健策精密工業（ジェンテック・プレシジョン・インダストリアル）の趙永昌総経理はこのほど、日本の大手スマートフォンメーカーから発光ダイオード（ＬＥＤ）バックライト用リードフレームを受注し、既にサンプル出荷を行ったと明らかにした。12日付経済日報が報じた。
健策精密は日本の携帯電話メーカーにバックライトを供給する東貝光電科技（ユニティ・オプト・テクノロジー）を主要顧客としており、今回の日本のスマホ向け受注もユニティを通じて獲得したものとみられる。
また、健策精密はボイスコイルモータ（ＶＣＭ）分野でもＴＤＫからレンズ固定用部品を受注している他、アップルのスマホ「iPhone6」のマザーボードに使用される電磁シールドを供給しており、来年はモバイル端末向け製品が成長をけん引する見通しだ。
