ニュース 政治 作成日:2014年12月15日_記事番号:T00054388
来年1月17日に行われる党主席選挙に出馬する意向を表明した朱立倫新北市長はこのほど、現行の半大統領制に代わり、議院内閣制を導入するため、憲法改正を目指す考えを改めて示し、与野党の合意を形成した上で、早ければ2020年に議院内閣制への移行を目指すとした。13日付経済日報などが報じた。
朱市長は記者会見で、「国民党は統一地方選で惨敗し、最も暗黒期にあるが、党を国民と共に再起させたい」と述べた(12日=中央社)
また、選挙権年齢を現在の20歳から18歳に引き下げることや不在者投票なども検討する方針を示した。
一方、16年の総統選挙には出馬しない考えも示している。その背景には、それまでに党の立て直しを図り、総統選で勝利するのは困難との見方があるほか、自身が主張する議院内閣制移行が実現すれば、総統の地位は象徴的なものに変化する可能性があることがある。
朱市長の総統選不出馬を受け、国民党内では呉敦義副総統が総統選に出馬する可能性が最有力視されている。
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