ニュース 鉄鋼・金属 作成日:2014年12月15日_記事番号:T00054396
中国鋼鉄(CSC)の鄒若齊董事長は13日、同社の創業43年記念式典で「中国と韓国は来年自由貿易協定(FTA)を締結する見通しだが、台湾は中台サービス貿易協定の承認が遅れている。当社はこれ以上待てない」と語り、東南アジア展開を加速するなど「経営強化に向けた大きな一歩を踏み出す」と表明した。14日付工商時報などが報じた。
鄒董事長は、今年は税引き前利益成長率20%の目標達成が見込め、従業員に1人当たり6,000台湾元(約2万2,000円)の特別ボーナスを支給すると表明した(13日=中央社)
鄒董事長は、3年前に企業戦略の青写真を描いた際、目標は「発展」と「収益成長」だったと説明。今年11月は新北市淡水区の淡海軽軌鉄道(ライトレール、LRT)のターンキー契約を落札するなど、同社は鉄鋼事業から建設事業まで成長が加速していると強調した。
しかし一方で「CSCは将来大きな試練に直面する。今後は市場を台湾だけでなく、アジア、世界に広げる必要がある」と述べ、従業員に対し「CSCの次の43年間のため協力してほしい」と訴えた。
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