ニュース 電子 作成日:2014年12月15日_記事番号:T00054404
中国の液晶パネル大手、京東方科技集団(BOEテクノロジーグループ)、深圳市華星光電技術(CSOT)などが好条件を掲げ台湾での人材引き抜きを図っている。中国メーカーはスマートフォン向けに需要が高まっている低温ポリシリコン(LTPS)パネル生産ライン拡充を進めているが、人材が不足しているためだ。13日付蘋果日報が報じた。
BOEは人材紹介会社を通じ、来月にも台湾で大規模な人材募集を行う予定だ。条件は修士以上の学歴、LTPSと有機EL(OLED)パネルに関する職歴3〜20年以上とされる。1日8時間、週5日勤務で、中台往復航空券が支給される。給与は能力に応じて面談で決まる。
中国メーカーの引き抜きについては、かつて友達光電(AUO)、群創光電(イノラックス)も、人材のみならず技術流出で打撃を受けた。液晶パネルメーカーは、中台間での人材流動は自然の流れだが、機密情報保護のため、営業秘密法を改正し、厳格に執行することが重要との見方を示した。
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