ニュース その他分野 作成日:2014年12月16日_記事番号:T00054413
中国の電子商取引(EC)最大手、阿里巴巴集団控股(アリババ・グループ・ホールディング)の創業者、馬雲(ジャック・マー)氏が15日、台北市で開かれた「2014年両岸(中台)企業家台北サミット」で演説し、台湾の若者が中国で起業するのを支援するため、ベンチャー基金を創設する意向を明らかにした。16日付工商時報が伝えた。
馬氏は、若いころに書籍で知った企業家がいると思うと、前夜は眠れなかったと話し、会場を沸かせた(15日=中央社)
馬氏は基金創設の理由を「アリババの社会的責任だ」と述べた。
馬氏はまた、「大陸(中国)にはインターネット分野の新企業が誕生し続けており、全て若者が起業しているが、台湾のインターネット企業は中国よりもスタートが早かったにもかかわらず、最近は発展ぶりで大陸に及ばない」と指摘した上で、「台湾の財界幹部はよく検討すべきだ」と呼び掛けた。
馬氏は先ごろアジア一の富豪となったことについて、「このカネはどうせ自分のものではないし、寄付に回したい。若者にチャンスを与えない理由はない」と述べた。
そして、台湾の若者に対しては、「変化は今から始まる。今行動すべきだ」と訴え、現在アリババでグループ副主席を務める台湾人の蔡崇信氏が15年前に同社に転職した例を挙げた。
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