ニュース 金融 作成日:2014年12月16日_記事番号:T00054416
金融持ち株会社、国泰金融控股(キャセイ・フィナンシャル・ホールディングス)は15日、子会社の生保大手、国泰人寿保険(キャセイライフ)がフィリピン・リサール商業銀行(RCBC)の20%株式を179億2,000万フィリピン・ペソ(約470億円)で取得することが決まったと発表した。17日にマニラで正式契約を結んだ後、双方の監督機関による承認を経て来年第1四半期中に手続きが完了する見通しだ。16日付工商時報が報じた。
RCBCは、パン・マラヤン・マネジメント&インベストメント(PMMIC)が40〜50%株式を保有しており、国泰人寿は第2株主となる。なお工商時報によると、さらに今後1年間で国泰人寿は持ち株比率を30%まで拡大することが可能な契約を結ぶとされる。
今回の出資について国泰金控は、豊富な労働力を有し、コスト面でも強みを持つことから国際企業や台湾企業の海外生産拠点に成長している東南アジア諸国連合(ASEAN)市場における事業戦略の一環と説明。同グループとRCBCは今後、幅広い分野で提携が可能になるとコメントした。
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