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台南初SCの南紡ドリームモール、30日プレオープン


ニュース 商業・サービス 作成日:2014年12月16日_記事番号:T00054420

台南初SCの南紡ドリームモール、30日プレオープン

 台南市初の大型ショッピングセンター(SC)、南紡夢時代購物中心(T.S.ドリームモール)が今月30日にプレオープンする。来年2月にグランドオープンの予定だ。顧客ターゲットを絞らず、ファストファッション、値頃感を重視し、初年度売上高50億台湾元(約190億円)を目指す。

 南紡ドリームモールは公園緑地1万4,700坪を併設し、レジャーと生活の融合をイメージ。台湾鉄路(台鉄)台南駅近くにある新光三越百貨のブランド路線とは一線を画する。駅との間を無料の送迎バスで結ぶ。平日は30分に1本、休日はそれ以上の運行間隔だ。

 日本で人気のジェラート店、MILKISSIMO(ミルキッシモ)が台湾初進出を果たす他、ユニクロ、トイザらス、老舗レストランの阿霞飯店、誠品書店(エスライト・ブックストア)、シネマコンプレックスの威秀影城、披露宴会場の雅悦会館など400店が出店する。高雄市の統一夢時代購物中心(ドリームモール)のような観覧車はない。

 南紡ドリームモールの1、5階の一部、および6~9階に老爺酒店集団(ホテルロイヤル)の新デザイナーズブランド、台南老爺行旅(ザ・プレイス台南)が同じく30日、プレオープンする。来年2月17日までのプレオープン期間は、2,800元(別途サービス料10%)からの限定プランを提供する。

 業界関係者は、南紡ドリームモールは台南市で最も消費力の高い東区に位置し、独自性があるため、新光三越の来店客数に影響を与えると予測した。16日付工商時報などが報じた。