ニュース 電子 作成日:2014年12月16日_記事番号:T00054425
市場調査会社IDCが発表したスマートフォン市場動向調査によると、2015年はローエンド機種の出荷増により平均価格が世界市場で今年比4%下落して285米ドル、台湾市場で今年比10%下落の303米ドルとなる見通しだ。16日付蘋果日報が報じた。
また、ここ数年中国スマホ市場の急成長によりローミドルエンドの機種が注目を浴びる中、来年は世界市場全体で200米ドル以下の機種のシェアが今年比2ポイント上昇して53%となる見通しだ。
台湾でもASUSのハイエンド・低価格スマホ「Zenfone」が売上好調となる中、15日にはサムスン電子がローミドルエンド機種のAシリーズを発表した。ローエンド機種「A3」は8,990台湾元(約3万4,000円)、ミドルエンド機種「A5」は1万1,900元と手頃な価格だが、スーパーアクティブマトリックス式有機EL(AMOLED)パネルやクアルコムのクアッドコアプロセッサー「スナップドラゴン410」を搭載している。
こうした傾向について市場調査会社、集邦科技(トレンドフォース)も11月末に発表した調査で、スマホ市場の成熟や中国ブランドの世界市場進出により、各スマホブランドは高規格かつ低価格の機種を投入せざるを得なくなっていると分析している。
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