ニュース 電子 作成日:2014年12月16日_記事番号:T00054426
IC設計最大手、聯発科技(メディアテック)は15日、台湾大学などと共同での第5世代(5G)移動通信技術に関する研究計画に着手すると発表した。また同計画は科技部の審査を通過し、「前瞻技術産学合作計画(先見性のある技術に関する産学提携計画、通称・産学大聯盟)」に認められた。16日付工商時報が報じた。
同計画は、通信容量の拡大、通信速度の向上、消費電力の抑制が必要となる次世代モバイル通信技術の開発に向けた先行研究を行うもので、メディアテックは5G通信の技術目標として「1,000倍の容量、100倍の速度、10倍の省エネ」を掲げた。
またメディアテックは、同計画でヘテロジニアスマルチコア・プロセッサー、および次世代通信技術を開発し、基本特許を取得するとしており、これにより台湾の末端機器メーカーは今後、先進的な製品の開発が可能となる他、特許ライセンス料を抑制でき、世界市場における競争力が向上するとの見通しを示した。
なお同計画にはメディアテック、台湾大の他、清華大学、交通大学、台湾科技大学から100人以上の教授や研究者が参加する。
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