ニュース 電子 作成日:2014年12月16日_記事番号:T00054430
ファウンドリー最大手、台湾積体電路製造(TSMC)の張忠謀(モリス・チャン)董事長は15日、今後は純粋なファウンドリーとファブレスのIC設計会社の提携緊密化など、新たなビジネスモデル構築で、インテルやサムスン電子のような大型IDM(垂直統合型の大手半導体メーカー)に勝てると強調した。16日付経済日報が報じた。
張董事長は来年の景気見通しを楽観している(15日=中央社)
張董事長は、「2014両岸(中台)起業家台北サミット」で講演した。連盟の例として、同社のオープンイノベーションプラットフォーム(OIP)の他、▽設備▽材料▽シリコンIP(知的財産)──などのサプライヤーの研究開発(R&D)やイノベーションを集結すれば、インテルやサムスンを必ず負かせると語った。
インテルやサムスンの今年の生産額は800億米ドルにすぎないが、IC設計は940億米ドル、ファブライトは1,000億米ドル、ファウンドリーは420億米ドルに上り、TSMCはうち250億米ドルを占めると予測した。
また、中国の半導体産業の発展に対し、TSMCがサポートする形で、商機を創出できると語った。
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