ニュース 社会 作成日:2014年12月17日_記事番号:T00054433
台湾では今年の大みそかに台北、雲林、高雄の4カ所で大規模な花火イベントが予定されている。中でも雲林県のテーマパーク、剣湖山世界主題楽園で行われる花火ショーは打ち上げ時間が最も長い10分10秒で、趣向を凝らした演出も予定しており、多くの見物客が集まりそうだ。
剣湖山世界は年越し花火に向け、海外から最新式の設備を輸入した(中央社)
剣湖山世界の年越し花火イベントは今年8年目で、360度鑑賞できる吊り下げ式花火や、高さ88メートルの観覧車と65メートルのフリーフォールからの同時打ち上げを計画している。また、ショーの最後には観覧車中央に来年のえと「羊」の文字を花火で浮かび上がらせ、新年を祝うという演出を予定している。
当日12月31日の入園料は、午前中の入園なら599台湾元、午後なら399元、午後9時以降なら299元となる。アトラクションは午後10時まで延長。多数の歌手によるコンサートも開催される。
一方、世界的にも有名となった台北101ビルの花火は、クラシック音楽や台湾の民謡に合わせて3分38秒間に2万3,000発が打ち上げられる。120万人の人出を見込む。
台北市の内湖地区のショッピングセンター、美麗華百楽園(ミラマー・エンターテインメント・パーク)でも、併設の観覧車を使った年越し花火イベントが開催され、5分間に4,890発が打ち上げられる予定だ。
高雄市の大型複合商業施設、義大世界(E-DAワールド)の年越し花火は、イベント会場の開場時に15秒、カウントダウン開始前に1分、年が明けた後に365秒間打ち上げられる。人気歌手の蔡依林(ジョリン・ツァイ)や「S.H.E」のメンバー、Hebe(田馥甄)も登場する。
阿里山や日月潭など台湾各地の国家風景区(国定公園に相当)では、大みそかから元日にかけ、日没や初日の出を鑑賞する無料イベントが交通部観光局により開催される。台湾も冷え込みが厳しいが、年越しを屋外イベントで過ごすのも一興だ。
台湾のコンサルティングファーム初のISO27001(情報セキュリティ管理の国際資格)を取得しております。情報を扱うサービスだからこそ、お客様の大切な情報を高い情報管理手法に則りお預かりいたします。
ワイズコンサルティンググループ
威志企管顧問股份有限公司
Y's consulting.co.,ltd
中華民国台北市中正区襄陽路9号8F
TEL:+886-2-2381-9711
FAX:+886-2-2381-9722