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バーガーキング、最大25%値上げ


ニュース 商業・サービス 作成日:2014年12月17日_記事番号:T00054443

バーガーキング、最大25%値上げ

 ファストフード大手のバーガーキング(漢堡王)は17日、ワッパー(ハンバーガー)セット、チキンサンドセット、ソフトクリームなど9種類を値上げした。値上げ幅は1〜10台湾元(約3.7〜37円)。セットのフレンチフライとドリンクのサイズをLに変更する場合、20元プラスが25元プラスとなり、値上げ率は25%だ。17日付蘋果日報が報じた。

 バーガーキングは、牛肉の国際価格が4割、ブロイラー価格が1割以上上昇しているため、値上げはやむを得ないと説明した。賃料、人件費も上がっており、コスト増を全て反映したわけでないと強調した。

 行政院農業委員会(農委会)の統計によると、今年11月の輸入牛肉のインボイス価格は1キログラム当たり227.3元と前年同月比16%上昇にすぎず、輸入ブロイラーは38.6元と6.5%下落している。

 行政院消費者保護処(消保処)の呉政学副処長は、バーガーキングの値上げ幅が合理的かどうか経済部に調査を依頼すると話した。

 バーガーキングは台湾に27店あり、業界4位。2位のモスバーガーは、節約に励んでおり、値上げは避けたいとコメント。3位のケンタッキーフライドチキン(KFC)は、当面値上げ計画はない。最大手のマクドナルドは先月末、商品13種類を値上げした。