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豆乾に発がん性原料、複数メーカーで


ニュース 食品 作成日:2014年12月17日_記事番号:T00054446

豆乾に発がん性原料、複数メーカーで

 台中市政府衛生局はこのほど、食品大手の徳昌食品が生産した「豆乾」(圧縮、脱水して味付けした豆腐)から発がん性がある工業用着色剤「ジメチルイエロー」が検出されたため、調査を進めたところ、芊鑫実業社(台南市)が中間業者に納品した豆製品乳化剤にジメチルイエローが添加されていたことを突き止め、検察当局は芊鑫の経営者親子の盧嘉芊容疑者(37)と盧天栄容疑者(71)を逮捕した。17日付蘋果日報が報じた。


徳昌食品の豆乾5種。黒胡椒豆乾は香港にも輸出されていた(16日=中央社)

 台中市政府衛生局が行ったその後の調査で、徳昌食品以外に、黃大目食料品、裕香食品、宝鴻企業の豆乾からもジメチルイエローが検出された。4社の製品はいずれも20日深夜までに店頭から全面的に撤去されることになった。

 調べによると、芊鑫は過去半年で問題の乳化剤25トンを食品原料業者11社に出荷し、半製品の加工に使用され、複数の食品メーカーに納品されていた。